EVENT

2023.12.13

無断改変の憂き目から見事に蘇った幸運を呼ぶ招き猫「渋谷猫張り子」のお披露目も!2024年新春の渋谷を彩る、個性豊かな5名のアーティスト(現代美術家)による展覧会。

「渋谷猫張り子と仲間たち」展 in 渋谷ヒカリエ 8/CUBE

展覧会初日には「渋谷猫張り子」の除幕式を行い、作者吉田朗をはじめとする出品アーティストが勢揃いします。同じく出品作家のひとりでゴミや廃棄物を使用した作品制作でお馴染みの淀川テクニックによる人気の言葉あそび「コラージュ川柳®️」のワークショップも開催。さらに、「渋谷猫張り子」の姉妹作品で西銀座チャンスセンターの宝くじ売り場で愛される招き猫「宝猫」の特別展示も決定しました!2024年1月3日から、イベント含め入場無料。

「渋谷猫張り子と仲間たち」展フライヤー(表)「渋谷猫張り子と仲間たち」展フライヤー(表)

●展覧会概要
現代美術家のマネジメント業務や展覧会の企画などを行うユカリアートは、いしかわかずはる、大畑伸太郎、藤永結、吉田朗、淀川テクニックの5名の現代美術家によるグループ展を開催致します。
この展覧会は2025年の会社設立20周年を前に、ユカリアートがマネジメントする個性豊かなアーティスト達を改めて多くの皆様に知っていただくために企画したものです。展覧会準備を重ねていく中で、出品作家のひとり吉田朗の作品「渋谷猫張り子」が無断で改変され、元の姿とは全く違う姿になって展示されていることが発覚しました。

2023年4月半ばに1万筆を超える署名のおかげで作品とその所有権を作者の手元に取り戻して以来、7ヶ月。作者本人が黙々と修復作業を続けた結果、この度無事に修復が完了しました。
そこで、お正月の展示に蘇った「渋谷猫張り子」のお披露目も兼ねたダブルでおめでたい展覧会を開催致します。
初日には作者である吉田朗と出品アーティストが勢揃いしての「渋谷猫張り子」の除幕式や、淀川テクニックが考案した人気の言葉あそびで、来春には宝島社から書籍も発売される「コラージュ川柳®︎」のワークショップなど、オープニングイベントも執り行います。
さらに、この度「渋谷猫張り子」の姉妹作品であり、西銀座チャンスセンターの宝くじ売り場で多くの皆様に愛されている吉田朗の作品「宝猫」の特別展示も決定しました!
パワーアップした幸運の招き猫や各作家の思いが詰まった作品をご覧いただくことで、皆様の新年の景気づけとなることを願っております。是非、ご来場ください。

修復が完了した「渋谷猫張り子」を磨き上げる作者の吉田朗修復が完了した「渋谷猫張り子」を磨き上げる作者の吉田朗

●展覧会詳細
タイトル:「渋谷猫張り子と仲間たち」
Shibuya Neko Hariko and its friends
会期:2024年1月3日(水)〜1月9日(火)
開場時間:11:00-20:00
会場:渋谷ヒカリエ 8/CUBE
入場料:無料
〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階(渋谷駅直結)
https://www.hikarie8.com/cube/2023/11/post-129.shtml

※今展では作品の販売は行いません。出品作家それぞれのカタログはご購入いただけます。

「渋谷猫張り子と仲間たち」展、バナー

●オープニングイベント
2024年1月3日(水)
 11:00〜
「渋谷猫張り子」除幕式
作者の吉田朗に加え、展覧会出品アーティスト全員が集合します。
ご来場の方にはささやかな記念品の贈呈もあり。記念すべき瞬間に是非お立ち会いください!
12:30〜16:00
淀川テクニックによる「コラージュ川柳®️」ワークショップ
(※11時半より整理券を配布)
12:30〜16:00(同時開催)
いしかわかずはる による「描き初め!ライブペインティング」
その他、会期中に各種イベントを開催予定です。

淀川テクニック考案の「コラージュ川柳®︎」淀川テクニック考案の「コラージュ川柳®︎」

●出品アーティスト
いしかわかずはる (1977年 奈良県出身) 糸と線で描く画家。アートの島・香川県直島にある古民家の外壁等に点在する毛糸の作品でお馴染み。様々な場所へ出向き、その場にあった作品を制作する活動を「線の旅」と名付け、2016年には韓国・SODA美術館からも招聘を受けて滞在制作を行った。広告のための作品も手がけている。
《公式略歴ページ》
https://yukari-art.jp/jp/artists/kazuharu-ishikawa
《直島、いしかわかずはる作品群、案内地図 NAOSHIMAP》
https://yukari-art.jp/jp/blogs/35654/

香川県直島で人気の作品「少年くん」と作者・いしかわかずはる香川県直島で人気の作品「少年くん」と作者・いしかわかずはる

いしかわかずはる「 快晴! 333パーミル 」2023年作、110.6 x 86.5 x 5.4cm、糸、縄、パネル、木製額、他いしかわかずはる「 快晴! 333パーミル 」2023年作、110.6 x 86.5 x 5.4cm、糸、縄、パネル、木製額、他

いしかわかずはる「紫陽花を見に行こう」2016年作 韓国・SODA美術館の外壁で制作した作品。いしかわかずはる「紫陽花を見に行こう」2016年作 韓国・SODA美術館の外壁で制作した作品。

大畑伸太郎 (1975年広島県出身) 絵画と立体を組み合わせた独自のスタイルを持つ画家。海外での展示も多く、作品を所有するコレクターも多国籍に富む。2021年サンクトペテルブルグの美術館で開催された個展は大成功を収めた。
《公式略歴ページ》
https://yukari-art.jp/jp/artists/shintaro-ohata
《大畑伸太郎オフィシャルウェブサイト》
https://ohatashintaro.com

大畑伸太郎(おおはたしんたろう)大畑伸太郎(おおはたしんたろう)

大畑伸太郎「メリーゴーランド」2023年作 絵画と立体が組み合わされた作品  130x130x16cm (今展の出品作品のひとつ)大畑伸太郎「メリーゴーランド」2023年作 絵画と立体が組み合わされた作品 130x130x16cm(今展の出品作品のひとつ)

大畑伸太郎「No one knows but me」2023年作 絵画と立体を組み合わせた作品。100x75x27cm (今展の出品作品のひとつ)大畑伸太郎「No one knows but me」2023年作 絵画と立体を組み合わせた作品。100x75x27cm (今展の出品作品のひとつ)

藤永結(1981年広島県出身)子供を主なモチーフとして描く画家。自らが感じることを「人物の群像」という形で表すことが多い。2005年、現代美術の祭典・GEISAI#7で銀賞を受賞。2017年から現在に至るまで、自身のブログに独特のユーモアとあたたかさを持つドローイングを毎日投稿し続けている。
《公式略歴ページ》
https://yukari-art.jp/jp/artists/yui-fujinaga
《1日1枚更新!藤永結の絵日記的ブログ「You are right」》
https://yukari-art.jp/jp/blog/blog-yui-fujinaga-jp

藤永結「のんき」2016年作、42x80cm、紙にアクリル絵の具藤永結「のんき」2016年作、42x80cm、紙にアクリル絵の具

藤永結が東日本大震災が発生したすぐ後から描き始め、2012年に描き上げた作品「とどくよ」の一部。全長3メート近い大作に無数の子供の姿が描かれている。(72.7X72.7cm X 6枚)紙にアクリル絵具藤永結が東日本大震災が発生したすぐ後から描き始め、2012年に描き上げた作品「とどくよ」の一部。全長3メート近い大作に無数の子供の姿が描かれている。(72.7X72.7cm X 6枚)紙にアクリル絵具

藤永結「無重力ないしょ話」2017年作、23x45cm藤永結「無重力ないしょ話」2017年作、23x45cm

吉田朗 (1976年 神奈川県出身) FRPなどで制作した彫刻にエアブラシでペイントを行い、現代社会が抱える問題や矛盾を風刺的かつ優美に表現する。「渋谷猫張り子」や「宝猫」の作者。香港の地下鉄駅にも作品が常設展示されている。
《公式略歴ページ》
https://yukari-art.jp/jp/artists/akira-yoshida
《「渋谷猫張り子」に関する全ての情報をまとめた作品の公式サイト》
https://shibuyanekohariko.jp
《西銀座チャンスセンター「宝猫」紹介ページ》
https://www.takarakujichance.jp/news/568

「渋谷猫張り子」の作者・吉田朗「渋谷猫張り子」の作者・吉田朗

西銀座チャンスセンターで愛されている吉田朗の「宝猫」2010年作、42x21x21cm、ガラス繊維強化プラスチック ウレタン塗装 エアブラシによる彩色西銀座チャンスセンターで愛されている吉田朗の「宝猫」2010年作、42x21x21cm、ガラス繊維強化プラスチック ウレタン塗装 エアブラシによる彩色

吉田朗「犬張り子 -無景都市- 東京都庁 」2020年作、 93x88x42cm、ガラス繊維強化プラスチック ウレタン塗装 PVCフィルム吉田朗「犬張り子 -無景都市- 東京都庁 」2020年作、 93x88x42cm、ガラス繊維強化プラスチック ウレタン塗装 PVCフィルム

淀川テクニック(1976年岡山県出身 本名・柴田英昭)2005年、大阪・淀川の河川敷で活動を開始し、国内外のゴミや漂流物を使って作品を制作。岡山県玉野市宇野港に設置されている「宇野のチヌ」でお馴染み。SNS上で人気となった言葉遊び「コラージュ川柳®️」を考案し、2024年3月には宝島社から書籍の発売が決定している。
《公式略歴ページ》
https://yukari-art.jp/jp/artists/yodogawa-technique
《「コラージュ川柳®︎」公式X(旧twitter)》
https://twitter.com/collage575

淀川テクニック(柴田英昭) 撮影:藤田和俊淀川テクニック(柴田英昭) 撮影:藤田和俊

淀川テクニック「宇野のチヌ」 ゴミや廃棄物を素材にした全長6mを超える作品。 2010年「瀬戸内国際芸術祭」で制作されて以来、岡山県玉野市のシンボルとして愛されている。淀川テクニック「宇野のチヌ」 ゴミや廃棄物を素材にした全長6mを超える作品。 2010年「瀬戸内国際芸術祭」で制作されて以来、岡山県玉野市のシンボルとして愛されている。

淀川テクニックのインスタレーション「積むテンカク」、大阪・通天閣を背に2013年に制作。淀川テクニックのインスタレーション「積むテンカク」、大阪・通天閣を背に2013年に制作。

●ユカリアートについて
東京を拠点に現代美術家のマネジメントや美術作品の販売、展覧会の企画・開催等を行う小さな会社です。
2005年の会社設立当時は国内外の幅広いジャンルのアーティストの作品を取り扱い、各国の大使館が管轄する外国文化機関での展覧会の企画、展示等も行っていました。2007年にマネジメントアーティストを日本で活動する若手現代美術家に絞りこんで以来、現在に至るまで「少ない数のアーティストを丁寧に扱う」ことをモットーに活動を続けています。現在5名の作家が在籍し、各方面で活躍中です。
《公式サイト》
https://yukari-art.jp/jp/

●展覧会に関するお問い合わせ
下記より、お問い合わせフォームをご送信ください。
https://yukari-art.jp/jp/info/(ユカリアート公式サイト内)

「渋谷猫張り子と仲間たち」展フライヤー(裏)「渋谷猫張り子と仲間たち」展フライヤー(裏)

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