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2026.03.30
株式会社Global Mallは、大好評を博しているマンガシリーズ『REVIVAL ― 帝国の復活』のVOL.3を、2026年6月に発売することを発表しました。VOL.1・VOL.2はすでに全国書店およびオンライン書店にて好評発売中であり、シリーズへの注目はさらに高まっています。
本作の作画を担当するのは、『ゴルゴ13』シリーズをはじめ、『北斗の拳』『蒼天の拳』など数々の名作にも携わってきた劇画家・松森茂嘉氏です。デジタル制作が当たり前となった現代の漫画業界において、松森氏はあえてアナログによる”手描き”作画を貫き続けています。その制作の舞台裏と、作品への思いをご紹介します。

松森茂嘉氏は、住み込みでアシスタントを始めた時からキャリアをスタートさせ、以来40年以上にわたって日本の劇画文化を支えてきた作家の一人です。現在使用しているのは、ゼブラ・タチカワ・ニッコーの3社のGペン。それぞれの特性を活かし、描く対象や表現に応じて使い分けています。
数年前にデジタル作画を試みたこともあったといいますが、「線に感情が入らない」という理由からGペンへの回帰を選びました。松森氏にとって、ペン先から生まれる一本一本の線は、単なる描画ではなく、作家自身の感情そのものなのです。
松森氏の作画は、想像を絶する集中力と体力を必要とします。ペン先に込める力があまりにも強く、紙が破れてしまうこともあるといいます。40年以上描き続けてきた右手は、肩から指先にかけて電気が走るような痛みを伴うこともあり、その身体には長年の制作の重みが刻まれています。
そして右手中指には、40年以上の歳月とともに育ったペンだこがあります。松森氏はそのペンだこを「もはや私の分身です」と語ります。この言葉には、劇画と共に生きてきた作家としての誇りと覚悟がにじみ出ています。
『REVIVAL』の制作において、松森氏はプロダクションを一切使わず、すべてのページを一人で描き上げています。自然・建造物・人物と、あらゆる要素を一人でこなしながら、1ページずつ丁寧に仕上げていく制作スタイルです。密度の高いページでは、1ページの完成に2日を要することもあります。
「いまや描くことが習慣化していて、ふと寝ながら線を引いている自分に気づくこともあるんです」という松森氏の言葉からは、劇画と一体化した創作者の姿が浮かび上がります。
現代の漫画制作ではデジタル作画が主流となっていますが、松森氏は『REVIVAL』においてペンとインクによるアナログ制作にこだわり、1ページずつ魂を込めて描き続けています。紙の上に刻まれる線には、作家の息遣いや筆圧、そして身体を削りながら描き続ける覚悟がそのまま表れます。
松森氏は「作品に宿る”重み”や”空気感”は、手描きだからこそ生まれる」と語ります。こうしたアナログ作画による表現は、本作のテーマである「日本の精神文化」とも深く共鳴し、物語に独特のリアリティを与えています。
『REVIVAL ― 帝国の復活』は、2008年の世界金融危機をきっかけに構想された実話ベースの劇画作品です。日本古来の通貨「両(RYO)」というモチーフを軸に、日本の精神文化と経済の再興というテーマを力強く描いています。また、裏表紙には日本最古の文字とも言われる古代図像文字「カタカムナ」が描かれており、日本神話や古代思想にまつわる謎が物語の背景に広がっています。
重厚な劇画表現と壮大なテーマが融合した本作は、従来の漫画作品とは一線を画す意欲作として、幅広い読者から注目を集めています。
作品名:『REVIVAL ― 帝国の復活』VOL.1・VOL.2 発売日: 2026年3月16日(VOL.3は2026年6月発売予定)原作: アンソニー・ディアズ 作画: 松森茂嘉 脚本: 岩崎訓 判型/ページ数: A5判/各112ページ 定価: 各2,200円(税込)
VOL.1・VOL.2は現在、全国書店およびAmazon・楽天ブックスなどのオンライン書店にて好評発売中です。日本の歴史・精神文化・そして未来への問いを描く壮大な劇画作品を、ぜひ手に取ってお確かめください。
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