CAT
2026.03.31
猫は子猫・成猫・シニア猫と、ライフステージによって必要な栄養素が大きく異なります。ライフステージに合わない食事を続けると「栄養不足になる」「肥満や病気のリスクが高くなる」など、健康に悪影響を及ぼすことも。愛猫の年齢や体の状態に合った食事管理で、長く健やかな毎日をサポートしてあげましょう。
そこで今回は、「猫のライフステージ別に必要な栄養素」や、「健康食品の選び方」「食事管理の注意点」についてご紹介します。
猫にとって食事は健康の土台となるものですが、成長段階によって必要な栄養のバランスは変わります。 だからといって「総合栄養食」と書かれたフードであれば何でも良いわけではありません。 ライフステージに合っていない食事は、栄養の過不足を招くことがあります。 猫のライフステージ別に必要な栄養素とは、以下のようなものです。
・子猫期(〜12ヶ月)は成長に必要な高タンパク
・高カロリーの食事が必要
・成猫期(1〜7歳)は体重維持のためにバランスの取れた栄養素が必要
・シニア期(7歳以上)は腎臓や関節をサポートする栄養素が必要
・肥満気味の猫は低カロリーで満腹感を得やすい食事が必要
・体調不良や持病がある猫は獣医師の指示のもと療法食が必要
飼い主さんは愛猫のライフステージや体の状態に合わせて、適切な食事を選んであげましょう。
次は、「猫のための健康食品の選び方」を見ていきましょう。

愛猫には、ライフステージに合った食事で健康的な毎日を過ごさせてあげたいですよね。 以下のようなポイントを参考に、愛猫に合った健康食品を選びましょう。
「ドライフード」は、手軽に与えられる猫の主食として広く使われています。 保存がきいてコストパフォーマンスが高く、歯石予防にも効果が期待できます。 「ドライフード」は以下のようなポイントに注目して選びましょう。
・原材料の1番目に肉・魚などの動物性タンパク質が記載されているものを選ぶ
・人工添加物や着色料が少ないものを選ぶ
・「総合栄養食」の表示があるものを選ぶ
・ライフステージ(子猫用・成猫用・シニア用)に対応しているものを選ぶ
以下は、「ドライフード」を選ぶ際の注意ポイントです。
・穀物が多く含まれているものは猫の消化に負担をかけることがある
・安価すぎるフードは栄養バランスが偏っている場合がある
・開封後は酸化しやすいため、密閉容器に入れて早めに使い切る
猫が好む食感で水分補給にもなる「ウェットフード」も、健康管理に役立ちます。 水をあまり飲まない猫や泌尿器系のトラブルが気になる猫には特にお勧めです。 室内での「ウェットフード」選びには、下記のようなタイプがお勧めです。
・高タンパク
・低脂肪で栄養バランスに優れたもの
・添加物や増粘剤が少ないもの
・食いつきの良いフレーク状やペースト状のもの
「ウェットフード」を選ぶ際は、以下のような手順で確認しましょう。
・原材料表示を確認し、肉・魚が主原料になっているか確かめる
・「総合栄養食」か「副食(おかず)」かを必ず確認する
・愛猫の好みの食感や風味に合ったものを試してみる
・気に入ったものはまとめ買いせず、まず少量を試す
以下は、「ウェットフード」の注意ポイントです。
・開封後は長時間放置せず、残ったものはラップをして冷蔵保存する
・副食タイプのみを与え続けると栄養が偏ることがある
・食べ残しを長時間そのままにすると細菌が繁殖しやすくなる
・ドライフードとの併用でバランスを取るのがお勧め
「サプリメント」も、猫の健康をサポートするアイテムとして注目されています。 シニア猫の関節ケアや、腸内環境を整えたい猫への活用が増えています。「サプリメント」には、以下のような種類があります。
・関節ケア=グルコサミンやコンドロイチンを含むもので、シニア猫の関節をサポートする
・腸内環境ケア=乳酸菌や食物繊維を含むもので、便秘や下痢が気になる猫に向いている
・毛並みケア=オメガ3脂肪酸を含むもので、被毛のツヤや皮膚の健康を保つのに役立つ
以下は、「サプリメント」を取り入れる際の注意ポイントです。
・必ず猫用として販売されているものを選ぶ
・持病がある猫に与える場合は事前に獣医師に相談する
・あくまで補助的なものとして、主食の代わりに使わない
次は、猫の食事管理における「注意点」を見ていきましょう。

愛猫の健康を守るために、日々の食事管理で気をつけておきたいポイントがあります。 以下は、飼い主さんが特に意識しておきたい食事管理の注意点です。
食欲旺盛な猫の場合、フードを欲しがるままに与えてしまうと肥満につながります。 フードのパッケージに記載された給与量を目安にしながら、愛猫の体重や体型に合わせて調整することが大切です。 定期的に体重を測り、急な増減があれば早めに獣医師に相談しましょう。
新しいフードへ切り替える際は、急に変えると消化器系のトラブルを招くことがあります。 1〜2週間かけて少しずつ新しいフードの割合を増やしながら、愛猫の様子を見て慎重に切り替えましょう。

猫はライフステージによって必要な栄養素が変わるため、年齢や体の状態に合った食事を選ぶことがとても大切です。 愛猫の食事管理が十分にできていないと感じるときは、ドライフードやウェットフードの見直し、サプリメントの活用なども検討してみましょう。 愛猫に合った食事を丁寧に選んであげることで、飼い主さんとの信頼関係もさらに深められそうですね!