CAT

2025.04.30

猫の毛玉予防・ケアが必要な理由は?適切なブラッシング法も合わせて解説!

愛猫の健康と幸せを考える際、毛玉の予防とケアは非常に重要です。猫は日々グルーミングをおこないますが、この過程で自身の毛を飲み込んでしまいます。これによって形成される毛玉は、消化器系の問題や皮膚の炎症を引き起こす可能性があり、愛猫の健康に悪影響をおよぼす恐れも…。
そこで今回は、毛玉の形成を防ぎ、毛玉を適切にケアする方法について解説します。毛玉が原因となる問題についてしっかりと理解し、愛猫の毛並みを健康に保ちながら、彼らが快適な生活を送れるようサポートしてあげましょう。

🐱大猫の毛玉予防・ケアが必要とされる理由

猫の毛玉予防・ケアが必要だといわれる理由を解説します。

病気

毛玉予防をおこなうことで、猫が生活する環境を清潔に保つことができます。散らばる被毛の量が減り、家の中の清潔さを維持しやすくなるのも大きな利点。
また、猫の被毛が原因で飼い主が体調を悪くすることもあります。被毛が生え変わり抜け毛が多くなる換毛期にアレルギー症状が出るという飼い主さんも少なくありません。もしアレルギー症状が出るようなら、毛玉予防・ケアとともに、室内の掃除や換気をこまめにおこなうよう心がけましょう。

衛生面

毛玉が皮膚に残ると、皮膚炎や感染症の原因となることがあります。また、毛玉による不快感が猫のグルーミング行動に影響をあたえ、皮膚全体的な衛生状態が悪化する恐れもあります。

ストレス

毛玉は猫にとって不快であり、ストレスの原因になります。とくに毛玉が皮膚を刺激する場合、猫は落ち着かない様子を見せることがあります。
過度なストレスは体調不良の原因となるため、適切な毛玉予防・ケアはとても大切です。

飼育環境(部屋)が清潔に保てる

毛玉予防をおこなうことで、猫が生活する環境を清潔に保つことができます。散らばる被毛の量が減り、家の中の清潔さを維持しやすくなるのも大きな利点。
また、猫の被毛が原因で飼い主が体調を悪くすることもあります。被毛が生え変わり抜け毛が多くなる換毛期にアレルギー症状が出るという飼い主さんも少なくありません。もしアレルギー症状が出るようなら、毛玉予防・ケアとともに、室内の掃除や換気をこまめにおこなうよう心がけましょう。

🐱適切な毛玉予防・ケアの方法

猫の毛玉予防・ケアとしておすすめの方法をご紹介します。難しいものはありませんので、取り入れられるものからやってみましょう!

ブラッシング

ブラッシングは毎日3分程度を目安に、猫が嫌がらないところからはじめるのがポイントです。とくに換毛期にあたる3月と11月は念入りにおこなうのがおすすめ。猫によっては尻尾周りに触れられるとシャーシャーモードに入ってしまうため、無理強いすると噛みつかれる、引っ掻かれるなどの攻撃を受ける危険性もあります。
以下にブラッシングの手順を記載しますので、ぜひ参考にしてください♪


【ブラッシングの手順】
(1)準備
猫用のブラシを準備します。猫の毛質(長毛種か短毛種か)に合わせたブラシを選択。ブラッシングをおこなう場所は、猫が安心できるよう静かで落ち着いたところが理想的です。
(2)猫を落ち着かせる
ブラッシングをはじめる前に、猫を撫でてリラックスさせます。この際、愛猫が興奮状態にあるようなら、落ち着くまで待つか別のタイミングでおこなうようにしましょう。
(3)ゆっくりとブラッシング開始
猫の体を優しく撫でながらブラッシングをはじめます。まずは背中や側面からすすめていき、猫が慣れるまでゆっくりとおこなうのがポイントです。
(4)毛の流れに沿ってブラッシング
毛の流れに沿ってブラシを動かします。毛玉や絡まった毛があれば、優しくほぐすようにします。
≪ポイント≫
敏感な部分は慎重に
腹部や尾の付け根、耳の周りなどの敏感な部分はとくに慎重に扱います。愛猫が嫌がる場合は無理にブラッシングしないよう注意してください。
(5)終了後のケア
ブラッシングが終わったら、猫を再び撫でて落ち着かせます。褒めてリラックスさせ、ポジティブな経験にすることが大切です。
(6)ブラッシング後の清掃
ブラシから取り除いた毛を捨て、いつでもすぐに使えるようブラシを清潔にしておきます。

シャンプー

定期的なシャンプーも毛玉の形成を防ぐのに役立ちます。ただし、猫の皮膚を保護するため、猫用の優しいシャンプーを使用しましょう。
シャンプーの頻度は猫の状態によって変化します。屋内で飼育されている短毛種の猫であれば、グルーミングを通して体を清潔に保つことができるため、年に数回程度で問題ありません。
ただし、屋外へ頻繁に出る、または放し飼いしている場合は、汚れやすいだけでなく寄生虫にさらされる可能性もあるため、必要に応じてシャンプーすることが推奨されています。
長毛種の猫は毛玉ができやすいことから、可能であれば月に1~2回程度おこなうのが理想的です。
持病や皮膚にトラブルを抱えている猫の場合は、かかりつけの獣医師に相談したうえで、指示に従ってシャンプーの頻度を決めるようにしましょう。

猫草

猫草をあたえることで、猫が自然に毛玉を吐き出すのを助けることができます。猫草はペットショップで簡単に購入可能です。
ただし、猫草にもさまざまな商品が販売されていますので、ホームページや商品裏面の内容を確認してから購入しましょう。

毛玉ケアのフード

市販されている毛玉ケア用のキャットフードも有効です。これらは毛玉の形成を減らし、消化を助ける成分を含んでいます。
注意点として、愛猫がすでに持病を抱えている場合は、治療の状況に適さないケースもあるため、毛玉ケアフードへ食事を切り替える前に獣医師へ相談しましょう。

🐱毛玉予防・ケアで愛猫の健康を守りましょう

定期的なブラッシングやシャンプーは、愛猫の毛玉予防・ケアを考えるうえで必要不可欠です。少し面倒くさいかもしれませんが、これらの予防・ケアをおこなうことで、消化器系の障害や皮膚炎を防ぎ、愛猫の健康を維持することができます。
またブラッシングやシャンプーは、愛猫との絆を強化し、彼らとコミュニケーションを取る良い機会にもなりますので、適切な頻度を守りながらやってあげてください。
毛玉予防・ケアは愛猫の健康を守るうえでとても重要です。愛猫が病気で苦しむことがないよう、飼い主としてしっかりと事前の対策を講じましょう🐱

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