COMIC
2025.10.14
株式会社アース・スター エンターテイメントが展開するノベルレーベル「アース・スター ノベル」より、注目の新作『東の魔女のあとしまつ』第1巻が2025年10月16日(木)に発売される。著者は一迅社ノベルスで人気を博した『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』の中村颯希氏、キャラクターデザインには人気イラストレーター・toi8氏を迎えた待望の作品だ。
物語の主人公は、不完全な予知能力だけが取り柄の魔女・アデル。ある日、彼女は「14年後、勇者レイノルドに殺される」というとんでもない予知夢を視てしまう。このまずい未来を回避するため、弟子たちと相談したアデルは、少年時代のレイノルドを攫い、徹底的に甘やかして育てることで、勇者として覚醒させないという作戦を立てる。
ところが、計画は思わぬ方向へ。騙して攫うつもりが、結果的にレイノルドを不遇な環境から救い出してしまう。さらに、その際に痺れ薬を顔に浴びてしまったアデルは、表情が動かなくなり、喉からは囁き声しか出せない状態に。お調子者ではったり頼りだった彼女が、見た目だけはミステリアスで儚げな魔女に変貌してしまったのだ。
この外見の変化が、物語を大きく動かしていく。アデルの言葉や態度を深読みしたレイノルドは、彼女を慕い、どんどん心酔していく。末弟子を勇者として覚醒させないよう必死に行動するアデルだが、その努力はことごとく裏目に出て、レイノルドはぐんぐんと才能を開花させていく。
いつ殺されるのかと怯えるアデル。しかし彼女は知らなかった――末弟子が、始末に負えないほど師匠を崇拝しはじめていることを。小心者のぽんこつ魔女と一途な執着勇者による、すれ違いと勘違いが生み出すコメディが展開される。
本作には、個性豊かなキャラクターが登場する。主人公のアデルは予知能力を持つ魔女で、お人好しだが小心者、はったりが得意という愛すべき性格の持ち主。レイノルドは勇者の才能を持つ少年で、アデルに教会から連れ出され、ある日を境に心酔し執着していく。
また、アデルの一番弟子・マルティンは、ちょっとした火魔法と計算が得意な苦労人体質。二番弟子のエミリーは精神感応魔法が得意で、可憐な見た目だが内面は苛烈という、見た目と中身のギャップが印象的なキャラクターだ。
本作の発売を記念して、2025年10月13日(月)より東京メトロ池袋駅にてポスター広告が掲出される。掲出場所はJR池袋駅改札外オレンジロードで、期間は10月13日(月)午後から10月19日(日)まで。池袋を訪れた際には、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
『東の魔女のあとしまつ』第1巻は、アース・スター エンターテイメントのノベルレーベル「アース・スター ノベル」より2025年10月16日(木)発売。作品特集ページやAmazonなどで購入可能。中村颯希氏が贈る、新感覚の勘違いコメディをお見逃しなく。
作品情報
タイトル:『東の魔女のあとしまつ』第1巻
著者:中村颯希
イラスト:toi8
発売日:2025年10月16日(木)
レーベル:アース・スター ノベル
出版社:株式会社アース・スター エンターテイメント
広告掲出情報
場所:JR池袋駅改札外オレンジロード
期間:2025年10月13日(月)午後〜10月19日(日)
詳細は作品特設ページ
https://www.es-novel.jp/bookdetail/188atoshimatsu.php