COMIC
2025.11.25
KOMODOが運営する次世代マンガプラットフォーム「NIUHI(ニウヒ)」が、12月2日(日本時間)より日本と米国のiPhone App Storeにてアプリ版をローンチします。ブラウザ版での1年間のβサービスを経て、いよいよ新たなステージへと踏み出すことになります。

NIUHIアプリは、マンガを通じてファンとクリエイターをつなぎ、翻訳で世界の物語をもっと身近にする新しいマンガ体験を提供します。英語版、日本語版が初公開となるタイトルも多数登場し、グローバルなマンガ・コミック発見の場として進化を続けます。
KOMODO共同創業者兼CEOのリッキー・ウーイ氏は、「NIUHIをモバイルへ拡大し、クリエイターやコミュニティの皆さまに、より多くの”つながり”と”発見”の機会を提供できることを大変うれしく思います。日本の高品質なインディーマンガを、より多くの方に届けていきたいと考えています」とコメント。さらに、「今回のモバイル版ローンチにとどまらず、世界中のクリエイターと読者のために、新しい機能やサービスを継続的に開発していく計画です」と今後の展開への意気込みを語っています。
アプリ版の新機能について
アプリ版には、読書体験とコミュニティのつながりを強化するための新機能が追加されます。
世界中のクリエイターの作品が集まる場所として、日本、アメリカ、香港のマンガ・コミックなど、世界のインディー・商業作品が今後も続々と追加されていく予定です。
プロフィール機能では、NIUHIのオリジナルキャラや、監督や脚本などにも携わる香港のクリエイター・メロン氏によるマンガ『マック、出勤中に世界の終わりに遭遇!?』など、さまざまなプロフィールアイコンデザインが登場します。また、”本棚”機能により、おすすめ作品を配置して、自分だけのプロフィールをつくることができます。
コミュニティ翻訳機能では、NIUHIの翻訳ツールを使って、ファンが作品の翻訳を手伝うことでクリエイターをサポートできるようになります。さまざまな言語への翻訳が進むことで、より多くの読者がマンガを楽しめるようになる仕組みです。
クリエイタープロフィールページでは、アイコンやバナーなど、クリエイターが自分らしく自己紹介し、作品をまとめ、ファンとつながることができます。なお、Google Play版も近日公開予定とのことです。
オリジナル作品『MOON CIDERS』第三話を無料配信
アプリのローンチを記念して、KOMODOは日本人作家・TALI氏によるNIUHIオリジナルマンガ『MOON CIDERS(ムーンサイダー)』の最新エピソード第三話を12月2日にNIUHI限定で無料公開します。
第三話では、キャラクターたちの日常や過去の記憶に焦点を当てた、より内面へと迫る物語が描かれます。静かな時間の流れや胸に残る情景を通じて、『MOON CIDERS』の新たな一面が明らかになるとのことです。第一話・二話はNIUHIで無料公開中で、第三話の公開前にストーリーを読み返すことができます。
作家・TALIは、日本・香川出身の漫画家で、原作のタカフミと作画のギンコの2人組です。2009年にガンガンでデビューし、スクウェア・エニックス マンガ大賞を受賞。2012年、小学館ゲツサン『6のトリガー』連載デビュー後、連載漫画家として活動しています。主な代表作に『終末の人類に文明は必要ですか?』、『ギリギリ遮る片桐さん』などがあります。
モバイル版アプリのローンチにより、NIUHIは世界中のマンガとコミックをより多くの人に届けるというビジョンをさらに加速させます。新しい物語やクリエイターとの出会い、そして翻訳を通じた国境を超えるつながりが広がっていくことが期待されます。
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