CAT
2026.01.16
愛猫にいつまでも健康で長生きしてほしいと願うのは、すべての飼い主さんに共通する思いですよね。 猫の健康寿命を延ばすためには、日々の食事管理が非常に重要です。 適切な栄養バランスの取れた食品を選ぶことで、愛猫の健康状態を維持し、病気のリスクを軽減することができます。
そこで今回は、「猫の健康を支える食品選びのポイント」や、「健康食品の選び方」「おやつの正しい与え方」についてご紹介します。
猫にとって食事は健康維持の基本ですが、忙しい日々の中でつい適当に選んでしまうこともありますよね。 だからといって栄養バランスを考えずに安価なフードやおやつばかり与えていては、愛猫の健康を損なってしまいます。 猫の不適切な食事管理は、心身にさまざまな悪影響をもたらしかねません。 猫に適切な食品を与えないと起こる可能性のある悪影響とは、以下のようなものです。
・肥満や痩せすぎになる
・毛艶が悪くなり、皮膚トラブルが起こりやすくなる
・消化器系のトラブルを抱えやすくなる
・免疫力が低下し、病気にかかりやすくなる
・腎臓病や糖尿病などの生活習慣病を発症するリスクが高くなる
・栄養不足により、活力が低下し老化が早まる 飼い主さんは愛猫が健康的な生活を送れるよう、適切な食品選びを心がけましょう。
次は、「猫のための健康食品の選び方」を見ていきましょう。

愛猫には、健康的で長生きできるよう、質の高い食品を与えてあげたいですよね。 以下のようなポイントを押さえて、愛猫に最適な健康食品を選びましょう。
「年齢に合ったフード選び」は、猫の健康維持に欠かせない基本です。 猫は成長段階によって必要な栄養素が異なるので、「年齢に合ったフード選び」は健康寿命を延ばすためにも重要です。 「年齢に合ったフード選び」では、子猫用・成猫用・シニア猫用など、ライフステージに応じたフードを選ぶことが大切です。
このときに選ぶフードは、総合栄養食の表示があり、猫の年齢に適した栄養バランスが考えられたものを選んでください。 「年齢に合ったフード選び」は、以下のような基準で行いましょう。
・子猫(1歳未満)には高タンパク
・高カロリーの成長期用フードを選ぶ
・成猫(1歳~7歳)には適切なカロリーで栄養バランスの取れた維持期用フードを選ぶ
・シニア猫(7歳以上)には消化が良く、腎臓への負担が少ないシニア用フードを選ぶ
・持病がある場合は、獣医師に相談して療法食を検討する
以下は、「年齢に合ったフード選び」の注意ポイントです。
・急なフード変更は消化不良を起こすため、1週間ほどかけて徐々に切り替える
・愛猫の体調や体重の変化を観察しながら、フードが合っているか確認する
・賞味期限を確認し、開封後は密閉容器で保管して鮮度を保つ
猫の健康食品選びとして、「原材料をチェックする」ことも重要です。 キャットフードのパッケージに記載された原材料表示を確認する習慣は、多くの飼い主さんがすでに実践していますよね。
猫の健康食品選びでは、下記のような原材料に注目することをお勧めします。
・主原料が肉や魚などの動物性タンパク質であること
・人工添加物や保存料が少ないこと
・穀物が少なく、猫に適した炭水化物源が使われていること
「原材料をチェックする」際は、以下のような手順で行いましょう。
・パッケージの原材料表示を確認し、最初に記載されている成分をチェックする
・人工着色料や香料、不明な添加物が含まれていないか確認する
・愛猫にアレルギーがある場合は、該当する原材料が含まれていないか確認する
・可能であれば、グレインフリーやヒューマングレードの表示があるものを選ぶ
以下は、「原材料をチェックする」際の注意ポイントです。
・「ミール」や「副産物」といった曖昧な表示は避ける
・愛猫の体質に合わない原材料が含まれていないか注意する
・価格だけで判断せず、原材料の質を重視する
・原材料表示は含有量の多い順に記載されているため、最初の数項目を特に注意して確認する
「栄養成分バランスを確認する」ことも、猫の健康食品選びに欠かせません。
適切なタンパク質・脂質・炭水化物のバランスが取れたフードを選ぶことは、猫の健康維持に直結します。 「栄養成分バランスを確認する」には、以下のような成分に注目しましょう。
・タンパク質=成猫で30%以上、子猫やアクティブな猫では35%以上が理想的
・脂質=適度な脂質(15~20%程度)でエネルギー源を確保し、毛艶を維持する
・タウリン=猫の必須アミノ酸であるタウリンが十分に含まれているか確認する
以下は、「栄養成分バランスを確認する」際の注意ポイントです。
・肥満気味の猫には低カロリー
・低脂質のフードを選ぶ
・腎臓病の猫にはリンやタンパク質が調整された療法食を選ぶ
・栄養成分は「保証分析値」として記載されているため、必ず確認する
いずれの栄養成分も愛猫の健康状態や活動量に応じて調整する必要がありますが、迷った場合は獣医師に相談しましょう。
次は、猫の健康をサポートする「おやつの正しい与え方」を見ていきましょう。

愛猫とのコミュニケーションやご褒美として、おやつを上手に活用したいですよね。 以下は、猫の健康を守りながらおやつを楽しむためのポイントです。
猫のおやつは適量を守ることが大切ですが、暑い夏や寒い冬、いつでも愛猫を喜ばせてあげたいですよね。 適量を守らずにおやつを与え過ぎると、肥満や栄養バランスの崩れにつながってしまいます。 おやつは1日の総カロリー摂取量の10%以内に抑え、主食であるキャットフードの量を調整することが重要です。
猫のおやつ選びとして、健康的で安全性の高いおやつを選ぶことも重要です。 近ごろは無添加や低カロリー、機能性成分が配合された「猫専用の健康的なおやつ」も増えてきました。 おやつを選ぶ際は添加物が少なく、タンパク質が豊富なものを選ぶと、猫の健康維持やストレス解消に効果が期待できます。

栄養バランスが偏った食事や不適切なおやつの与え方を続けると、愛猫の心身にさまざまな悪影響が起こりやすくなります。 愛猫に長く健康でいてもらうためには、年齢や体調に合った質の高い健康食品を選び、おやつは適量を守って与えましょう。 愛猫のために正しい食品選びを実践しながら毎日の食事管理を丁寧に行うと、飼い主さんと愛猫の信頼関係もさらに深められそうですね!