CAT
2026.07.09
新しい猫を迎えたいと考えたとき、すでに先住猫がいる場合は「相性」が気になりますよね。
猫は本来単独行動を好む動物のため、相性が合わないまま多頭飼いを始めてしまうと、ストレスや喧嘩の原因になってしまうことも。
猫同士が穏やかに暮らせるようにするためには、迎える前の準備や相性の見極めがとても大切です。
そこで今回は、「猫の相性を左右するポイント」や、「新しい猫を迎える前に知っておくべきこと」についてご紹介します。
猫にはそれぞれ個性がありますが、相性の良し悪しにはいくつかの共通した傾向があります。
だからといって性格だけを見て判断すると、思わぬトラブルにつながってしまうこともあります。
猫同士の相性は、暮らしの快適さを大きく左右しかねません。
猫の相性を左右する可能性のあるポイントとは、以下のようなものです。
・年齢の差が大きい
・性別の組み合わせ
・性格が似ているか、正反対か
・先住猫の縄張り意識の強さ
・過去に他の猫と暮らした経験があるか
・体格や活発さの違い
飼い主さんは新しい猫を迎える前に、これらのポイントをしっかり確認しておきましょう。
次は、「新しい猫を迎える前に知っておくべきこと」を見ていきましょう。

新しい猫を迎える際は、先住猫にも新入り猫にも負担をかけないよう配慮したいですよね。
以下のようなポイントを押さえて、穏やかな多頭飼いをスタートさせましょう。
「年齢や性格の組み合わせ」は、多頭飼いを成功させるために欠かせない要素です。
猫は年齢や性格が近いと遊び相手として馴染みやすくなるため、「組み合わせ」は相性を見極めるうえでも重要なポイントになります。
「組み合わせ」を考える際は、先住猫の年齢や性格を踏まえたうえで、無理のない相手を選ぶだけ。
このときに意識したいのは、「組み合わせ」に適した、先住猫と極端に年齢が離れすぎていない猫を選ぶことです。
「組み合わせ」を考えるときは、以下のような手順で行いましょう。
・先住猫の年齢、性格、活発さを把握する
・先住猫と近い年齢、または相性の良いとされる組み合わせを調べる
・可能であれば事前に新しい猫との対面や相性チェックを行う
・迎え入れ後もしばらくは様子を見ながら距離感を調整する
以下は、「組み合わせ」の注意ポイントです。
・年齢差だけで判断せず、性格の相性も重視する
・シニア猫と子猫の組み合わせは負担がかかりやすいため慎重に検討する
・先住猫のストレスサインが見られたら、無理に距離を縮めない
猫が安心して新入り猫を受け入れるためには、「段階的な対面」もお勧めです。
いきなり同じ空間で対面させる光景は、思わぬ喧嘩やストレスにつながるため避けたいところですよね。
段階的な対面には、下記のような方法をお勧めします。
・別々の部屋で匂いに慣れさせる
・ケージ越しやドア越しに姿を見せる
・短時間から徐々に対面時間を延ばす
「段階的な対面」は、以下のような手順で行いましょう。
・新入り猫を数日は別室で過ごさせ、生活環境に慣れさせる
・お互いの匂いがついた布などを交換して匂いに慣れさせる
・ケージ越しなど安全な状態で顔合わせをさせる
・落ち着いた様子が見られたら、少しずつ対面時間を延ばす
以下は、「段階的な対面」の注意ポイントです。
・焦らず猫のペースに合わせて進める
・威嚇や毛を逆立てるなどの様子が見られたら、対面を中断する
・対面中は飼い主さんが必ず見守り、目を離さない
新入り猫を迎える前に、「生活環境の整備」も忘れてはいけません。
猫はそれぞれ自分だけの縄張りを持ちたがる動物ですが、「生活環境の整備」を怠ると先住猫のストレスが増えてしまうことがあります。
室内での「生活環境の整備」には、以下のような準備をお勧めします。
・トイレは頭数分+1個を用意する
・食事用の食器やスペースを別々に分ける
・それぞれが安心して隠れられる場所を複数用意する
「生活環境の整備」は、以下のような手順で行いましょう。
・先住猫と新入り猫、それぞれの専用スペースを確保する
・共有スペースにも複数の隠れ場所や高い場所を設置する
・食事やトイレの取り合いが起きていないか様子を見る
・落ち着いて過ごせているか定期的に確認する
以下は、「生活環境の整備」の注意ポイントです。
・スペースが限られる場合は、時間帯で使い分けるなど工夫する
・先住猫の縄張りを急に奪わないよう配慮する
・改善が見られない場合は、しばらく別々の生活に戻すことも検討する
次は、多頭飼いを始めた後の「相性の見極め方」を見ていきましょう。

新しい猫を迎えたあとも、猫同士がうまく付き合えているか見守ってあげたい!
以下は、そんな飼い主さんに知っておいてほしい相性の見極め方です。
猫同士の相性が良い場合、近くで寝る、毛づくろいをし合う、一緒に遊ぶといった穏やかな様子が見られます。
また、多少のじゃれ合いはあっても、深刻な喧嘩に発展しないことも良い相性の証といえるでしょう。
一方で、激しい威嚇や取っ組み合いの喧嘩、片方が隠れて出てこなくなるといった様子が続く場合は注意が必要です。
こうしたサインが見られたときは、無理に一緒にさせず距離を置く時間を増やすなど、対応を見直しましょう。

新しい猫を迎える際は、年齢や性格の組み合わせ、段階的な対面、生活環境の整備など、事前の準備がとても大切です。
迎え入れたあとも猫同士の様子をよく観察し、無理のないペースで距離を縮めていきましょう。
時間をかけて丁寧に関係を築いていけば、猫たちにとっても飼い主さんにとっても、穏やかで幸せな多頭飼いライフが実現できるはずです。