CAT
2026.10.23
市販のおもちゃを買ってきても、すぐに飽きてしまったり見向きもしなかったりと、気まぐれな猫のおもちゃ選びに悩む飼い主さんは多いもの。
猫にとって遊びは「運動不足の解消」や「ストレスの発散」につながる、心身の健康に欠かせない時間です。
身近な材料で作れる手作りおもちゃなら、コストを抑えながら愛猫の好みに合わせて工夫できますよ。
そこで今回は、「猫にとって遊びが大切な理由」や、「簡単に作れる猫の手作りおもちゃ」「手作りおもちゃを使うときの注意点」についてご紹介します。

猫はもともと狩りをして暮らしていた動物なので、獲物を追いかけたり飛びかかったりする本能を持っています。
室内飼いの猫は狩りをする機会がないため、遊びを通してその本能を満たしてあげることが大切です。
遊びが不足すると、猫の心身にさまざまな悪影響が起こる可能性があります。
猫にとって遊びがもたらす主な効果とは、以下のようなものです。
・運動不足を解消し、肥満を予防する
・狩猟本能を満たし、ストレスを発散できる
・脳に刺激を与え、老化を緩やかにする
・退屈による夜鳴きやイタズラなどの問題行動を減らす
・飼い主さんとのコミュニケーションが増え、信頼関係が深まる
飼い主さんは愛猫が毎日楽しく過ごせるよう、遊びの時間をしっかりと作ってあげましょう。
次は、「簡単に作れる猫の手作りおもちゃ」を見ていきましょう。

手作りおもちゃは、家にある身近な材料で気軽に作れるのが魅力ですよね。
以下のような手作りおもちゃで、愛猫と楽しい時間を過ごしましょう。
「手作り猫じゃらし」は、手軽に作れて猫が夢中になる定番のおもちゃです。
猫は小鳥や虫のように動くものに強く反応するので、「猫じゃらし」は狩猟本能を満たすのにも最適です。
「手作り猫じゃらし」に使う材料は、以下のようなものです。
・割り箸や細めの棒
・フェルトや布の切れ端
・丈夫なひも
「手作り猫じゃらし」は、以下のような手順で作りましょう。
・フェルトや布を細長く切り、羽やしっぽのような形にする
・ひもの片方の端に、切ったフェルトや布をしっかりと結びつける
・ひものもう片方の端を棒に巻きつけ、ほどけないように固定する
・完成したら、獲物のように素早く動かしたり止めたりして遊ぶ
以下は、「手作り猫じゃらし」の注意ポイントです。
・パーツが外れて誤飲しないよう、結び目はしっかりと固定する
・猫が噛みちぎりやすい細い糸やリボンは使わない
・遊び終わったら、猫の手の届かない場所に片づける
猫が楽しめる手作りおもちゃとして、「トイレットペーパー芯の知育おもちゃ」もお勧めです。
中に隠したオヤツを猫が前足で探り出す遊びは、運動になるだけでなく頭を使うので脳の活性化にもつながります。
「トイレットペーパー芯の知育おもちゃ」に使う材料は、以下のようなものです。
・トイレットペーパーの芯
・ハサミ
・猫用のドライフードやオヤツ
「トイレットペーパー芯の知育おもちゃ」は、以下のような手順で作りましょう。
・トイレットペーパーの芯に、猫の前足が入る程度の穴をいくつか開ける
・芯の両端を内側に折りたたんで閉じる
・穴からドライフードやオヤツを数粒入れる
・猫の前で転がして、興味を引きつけてから遊ばせる
以下は、「トイレットペーパー芯の知育おもちゃ」の注意ポイントです。
・オヤツを入れすぎず、1日の食事量の中で調整する
・最初は穴を大きめにして、猫が成功体験を得られるようにする
・芯がボロボロになったら、新しいものに交換する
「段ボールのトンネルハウス」も、猫が楽しめる手作りおもちゃです。
猫は狭くて暗い場所が大好きなので、段ボールで作ったトンネルや隠れ家は、遊び場としても休憩場所としても喜ばれます。
「段ボールのトンネルハウス」には、以下のような作り方があります。
・トンネル=段ボール箱の両側面に猫が通れる大きさの穴を開け、いくつかつなげる
・隠れ家=段ボール箱の側面に出入り口を開け、中にタオルを敷く
・のぞき窓=箱の側面に小さな穴をいくつか開け、外から猫じゃらしを出し入れして遊ぶ
以下は、「段ボールのトンネルハウス」の注意ポイントです。
・ガムテープやホチキスの針など、誤飲やケガの原因になるものは使わない、または外側に貼る
・猫の体の大きさに合わせて、余裕を持った穴の大きさにする
・穴の切り口がささくれていないか確認し、滑らかに整える
段ボールは爪とぎ代わりにもなるので、ボロボロになったら作り直して新鮮さを保ちましょう。
次は、「手作りおもちゃを使うときの注意点」を見ていきましょう。
手作りおもちゃは手軽に作れる反面、市販品のように安全基準が設けられているわけではありません。
愛猫が安全に遊べるよう、以下のポイントに気をつけましょう。
猫はおもちゃを噛んだりかじったりするため、小さなパーツや細いひもなどを誤って飲み込んでしまうことがあります。
特にひも状のものは腸に絡まりやすく、開腹手術が必要になるケースもあるため注意が必要です。
ひもを使ったおもちゃは、必ず飼い主さんが見ているときだけ遊ばせるようにしましょう。
こまめに点検・交換する
手作りおもちゃは、遊んでいるうちに少しずつ傷んでいきます。
遊ぶ前後には、パーツが外れかけていないか、破れやほつれがないかをチェックしてください。
傷みが目立ってきたら、ケガや誤飲を防ぐためにも早めに新しいものに作り替えましょう。

猫にとって遊びは、運動不足やストレスの解消に欠かせない大切な時間です。
身近な材料で作れる手作りおもちゃなら、愛猫の好みに合わせて工夫しながら、飽きさせずに遊ばせてあげられます。
安全面にしっかりと気を配りながら、手作りおもちゃで愛猫と楽しく密度の濃い時間を過ごすと、飼い主さんとの信頼関係もさらに深められそうですね!