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2025.12.10

伊坂幸太郎デビュー25周年記念作品『さよならジャバウォック』、冒頭部分が児島青によりマンガ化

作家デビュー25周年を迎えた伊坂幸太郎氏の書き下ろし長編ミステリー『さよならジャバウォック』(双葉社刊)が、10月22日に発売されました。本作の魅力をより多くの読者に届けるため、注目の若手マンガ家・児島青氏が物語の冒頭部分をマンガ化しています。

児島青氏は、『本なら売るほど』で『このマンガがすごい!2026』(宝島社)オトコ編第1位を獲得した実力派作家です。今回、伊坂作品の独特な世界観を繊細な筆致で描き出し、物語への入り口として読者を魅惑的な世界へと誘います。

「夫殺し」から始まる、予測不能の物語

物語は衝撃的な一文から始まります。「夫は死んだ。死んでいる。私が殺したのだ……」。この冒頭から、読者は数々の謎と違和感に満ちた世界へと引き込まれていきます。物語は予想を裏切り続け、全く想像のつかないラストへと向かっていきます。

あらすじ漫画の続きは、特設サイト
https://fr.futabasha.co.jp/special/sayonara_Jabberwock/

児島青氏、作品への思いを語る

マンガ化を手がけた児島青氏は、次のようにコメントしています。

「『さよならジャバウォック』はどこで栞を挟めばいいのかまったく分からず、先へ先へと、真相を求めているうちに、あっという間に読み終えてしまいました」

ページをめくる手が止まらない、伊坂ミステリーの魅力が凝縮された作品であることが伝わってきます。

物語のあらすじ

結婚直後の妊娠と夫の転勤。その頃から夫は別人のように冷たくなりました。主人公・量子は、夫からの暴言にも耐え、息子を育ててきましたが、ついに暴力をふるわれてしまいます。

そして今、自宅マンションの浴室で夫が倒れています。夫は死んだ、死んでいる。私が殺したのだ――。もうそろそろ息子の翔が幼稚園から帰ってくるというのに、途方に暮れる量子。

そこへ、2週間前に近所でばったり会った大学時代のサークルの後輩・桂凍朗が訪ねてきます。「量子さん、問題が起きていますよね? 中に入れてください」と。ここから物語は、さらに予測不能な展開を見せていきます。

書誌情報

タイトル:『さよならジャバウォック』
著者:伊坂幸太郎
発売日:10月22日(水)
出版社:双葉社
詳細https://www.futabasha.co.jp/book/97845752485240000000

公式Xアカウント
https://x.com/Jabberwock_book

著者プロフィール

伊坂幸太郎(いさか こうたろう)

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞と第21回山本周五郎賞をダブル受賞。14年『マリアビートル』で大学読書人大賞、20年『逆ソクラテス』で第33回柴田錬三郞賞を受賞するなど、数々の文学賞に輝いています。

デビューから25年、常に読者を驚かせ続けてきた伊坂幸太郎氏の最新作『さよならジャバウォック』。児島青氏によるマンガ化も話題となっており、ミステリーファンならずとも必読の一冊です。