CAT
2026.03.25
飼い主さんが仕事や外出で家を空ける時間が長くなると、愛猫が留守番中にストレスを感じてしまうことがあります。 猫が留守番ストレスを抱えると「問題行動が増える」「体調を崩しやすくなる」など、心身に悪影響を及ぼすことも。 愛猫が一人でいる時間も安心して過ごせるよう、グッズや環境を整えてストレスを軽減してあげましょう。
そこで今回は、「猫が留守番ストレスを感じるサイン」や、「ストレス軽減におすすめのグッズ」「環境づくりのポイント」についてご紹介します。
猫は単独行動を好む動物とされていますが、飼い主さんへの愛着が強い子や環境の変化に敏感な子は、留守番中にストレスを感じやすいです。 だからといって、外から見えにくいストレスのサインを見逃してしまうと、愛猫の状態が悪化してしまうことも。 猫の留守番ストレスは、心身にさまざまな悪影響をもたらしかねません。 猫が留守番ストレスを感じているときに見られる可能性のあるサインとは、以下のようなものです。
・食欲が落ちる、または過食になる
・過剰なグルーミングで毛が薄くなる
・粗相やマーキングなどの問題行動が増える
・帰宅した飼い主さんに対して攻撃的になる
・隠れて出てこなくなる、または逆に過度に甘えるようになる
・下痢や嘔吐など体調不良が続く
飼い主さんは愛猫がひとりの時間も穏やかに過ごせるよう、グッズや環境を工夫してあげましょう。
次は、「留守番ストレス軽減におすすめのグッズ」を見ていきましょう。

愛猫には、留守番中も退屈せず安心して過ごしてほしいですよね。 以下のようなグッズを活用して、愛猫のひとりの時間をより快適にしてあげましょう。
「キャットタワー」は、猫の留守番ストレス軽減に役立つ定番グッズのひとつです。 猫は本能的に高い場所に登ることが大好きなので、「キャットタワー」は運動不足やストレスの解消にも最適です。 「キャットタワー」は、愛猫が自由に登り降りしながら遊べる環境を作るのに役立ちます。 選ぶ際には、愛猫の体格や運動能力に合った高さ・安定感のあるものを選んでください。 「キャットタワー」を導入する際は、以下のようなポイントを意識しましょう。
・愛猫が外を眺められる窓の近くに設置する
・複数の止まり木やハンモックがあり、休める場所が豊富なものを選ぶ
・麻縄などの爪とぎ付きのタイプで爪とぎ欲求も満たしてあげる
・設置場所の床が滑りにくいか確認し、必要に応じてマットを敷く
以下は、「キャットタワー」導入時の注意ポイントです。
・転倒しないよう、安定した場所に設置する
・定期的に点検し、ぐらつきや破損がないか確認する
・愛猫が興味を持てるよう、おもちゃを取りつけて魅力を高める
猫のストレス軽減グッズとして、「自動おもちゃ」もお勧めです。 飼い主さんがいなくても猫が一人で遊べる「自動おもちゃ」は、留守番中の退屈を解消するのに効果的です。 留守番中の猫におすすめの「自動おもちゃ」には、下記のようなタイプがあります。
・ランダムに動く電動フェザーや電動ボール
・タイマー設定ができる自動レーザーポインター
・中におやつを入れて転がして遊べるパズルフィーダー
「自動おもちゃ」を活用する際は、以下のような点に気をつけましょう。
・愛猫が安全に使えるか、事前に必ず確認してから留守番中に使用する
・使用中の事故を防ぐため、コードが露出しているタイプは注意が必要
・遊ぶ時間が長くなりすぎないよう、タイマー機能を活用する
・一種類だけでなく複数のおもちゃをローテーションして飽きを防ぐ
「フェロモン系グッズ」も、猫の留守番ストレスを軽減するのに役立つグッズです。 猫が安心しているときに分泌するフェロモンを人工的に再現した「フェロモン系グッズ」は、猫の不安感を和らげる効果が期待できます。 「フェロモン系グッズ」には、以下のような種類があります。
・コンセントに差し込むだけで使えるディフューザータイプ
・スプレータイプ(寝床やキャリーバッグに吹きかけて使用)
・首輪に装着できるカラータイプ
以下は、「フェロモン系グッズ」使用時の注意ポイントです。
・効果の出方には個体差があるため、様子を見ながら継続使用する
・他のペットや人間への影響を確認してから使用する
・使用量や交換時期を守り、適切に管理する
フェロモン系グッズはあくまでもサポートアイテムですので、環境づくりと組み合わせて活用するとより効果的です。
次は、猫が安心して過ごせる「環境づくりのポイント」を見ていきましょう。

愛猫が留守番中も穏やかに、そして快適に過ごせる空間を整えてあげたい! 以下は、そんな飼い主さんにお勧めの環境づくりのポイントです。
猫は不安を感じると隠れて落ち着こうとする習性があるため、愛猫が安心して身を潜められる場所を用意してあげることが大切です。 ダンボール箱や市販のペット用ハウスなど、愛猫の体にちょうどよいサイズの隠れ家を部屋のあちこちに設置してあげましょう。 また飼い主さんのにおいがついたタオルや衣類を寝床に置いてあげると、愛猫が一人でも安心しやすくなります。
猫の留守番ストレスを減らすためには、五感を刺激できる環境を整える「環境エンリッチメント」の考え方が参考になります。 窓の外が見える場所にくつろぎスペースを設けたり、バードフィーダーを窓の外に置いて野鳥を観察できるようにしたりすることで、愛猫の好奇心を刺激してあげましょう。 テレビやラジオを小音量でつけておくと、適度な生活音が愛猫の孤独感を和らげる効果も期待できます。

留守番が長くなりがちな現代では、愛猫のストレスケアは飼い主さんにとって大切な役割のひとつです。 グッズや環境を工夫することで、愛猫が一人の時間も安心して穏やかに過ごせるようサポートしてあげましょう。 愛猫の様子をこまめに観察しながら、その子に合った環境を整えてあげると、飼い主さんとの絆もさらに深まりそうですね!