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2026.02.20

猫のストレスサインと解消法

猫は犬に比べて感情表現が控えめなため、ストレスを抱えていても気づきにくいことがあります。猫がストレスを溜め込むと「体調不良を引き起こす」「問題行動が増える」など、心身に悪影響を及ぼすことも。愛猫のストレスサインを早めにキャッチして、適切な方法で解消してあげましょう。

そこで今回は、「猫がストレスを感じると起こる悪影響」や、「猫のストレスサイン」「ストレス解消法」についてご紹介します。

🐱猫がストレスを感じると起こる悪影響

猫は環境の変化や刺激に敏感な動物ですが、日々の生活の中でさまざまなストレスを感じていることがあります。 だからといって、そのサインを見逃していると、愛猫の心身に深刻な影響が出てしまうことも。 猫のストレスは、心身にさまざまな悪影響をもたらしかねません。 猫がストレスを感じると起こる可能性のある悪影響とは、以下のようなものです。
・食欲が低下する
・過剰なグルーミングで皮膚トラブルが起きる
・トイレ以外の場所で粗相をするようになる
・免疫力が下がり、病気にかかりやすくなる
・攻撃的になるほか、隠れて出てこなくなる問題行動が増える
・膀胱炎や下部尿路疾患などを発症するリスクが高くなる
飼い主さんは愛猫が健康的な生活を送れるよう、ストレスのサインに早めに気づいてあげましょう。

次は、「猫のストレスサイン」を見ていきましょう。

🐱猫のストレスサイン

愛猫がストレスを感じているとき、さまざまなサインを示すことがあります。 以下のようなサインが見られたら、ストレスを抱えているかもしれません。

過剰なグルーミング

「過剰なグルーミング」は、猫がストレスを感じているときに見られる代表的なサインです。 猫は本能的に毛づくろいをする動物ですが、ストレスを感じると落ち着かせようとしてグルーミングが過剰になることがあります。 「過剰なグルーミング」が続くと、同じ部分の毛が抜けて皮膚が露出してしまうこともあります。 このサインが見られたら、愛猫がストレスを感じている場所や原因を探ってみましょう。 「過剰なグルーミング」に気づくポイントは、以下のとおりです。
・同じ箇所を繰り返し舐めていないか確認する
・皮膚が赤くなっていたり毛が薄くなっている部分がないか確認する
・グルーミングの頻度や時間が普段より明らかに増えていないか注意する
以下は、「過剰なグルーミング」への対応ポイントです。
・ストレスの原因となっている環境の変化を取り除く
・愛猫が安心できる隠れ場所を用意してあげる
・症状がひどい場合は早めに獣医師に相談する

食欲不振・過食

猫のストレスサインとして、「食欲不振・過食」も見逃せません。 普段と食欲が明らかに異なる場合、ストレスが原因となっていることがよくあります。 「食欲不振・過食」のチェックポイントとして、下記のような点に注意してみましょう。
・ご飯をほとんど食べなくなった
・反対に食べても食べても満足しない様子がある
・体重が急激に増えたり減ったりしている
「食欲不振・過食」への対応は、以下のような手順で行いましょう。
・まずはストレスの原因となっている要素を探る
・食事の環境(場所・器・時間)を見直す
・数日経っても改善しない場合は獣医師に相談する
以下は、「食欲不振・過食」の注意ポイントです。
・病気が原因の場合もあるため、自己判断で放置しない
・新しいフードへの急激な切り替えが原因になることもあるため、変更は少しずつ行う
・ストレスの原因を解消しても改善しない場合は専門家に相談する

粗相・マーキング

「粗相・マーキング」も、猫のストレスサインとしてよく見られる行動です。 トイレトレーニングが完了している猫がトイレ以外の場所で排泄するようになった場合、ストレスが影響していることが少なくありません。 「粗相・マーキング」の注意ポイントは以下のとおりです。
・トイレの清潔さが保てているか確認する
・新しいペットや家族が増えたなど環境の変化がないか振り返る
・スプレー行為(壁などに尿をかける行動)が見られる場合は去勢
・避妊手術を検討する 粗相の原因がストレスであれ病気であれ、早めに対処することが大切です。
いずれのサインでも原因の特定と環境改善を心がけることで、愛猫のストレスを軽減しやすくなりますが、症状が続く場合は獣医師への相談を忘れずに。

次は、猫のストレスを和らげる「解消法」を見ていきましょう。

🐱猫のストレス解消法

愛猫のストレスサインに気づいたら、できるだけ早めにストレスを解消してあげたいですよね! 以下は、そんな飼い主さんと愛猫に取り入れてほしいストレス解消法です。

安心できる隠れ場所を作る

猫は本来、狭くて暗い場所を好む動物です。 ストレスを感じた猫が自分から落ち着ける場所に逃げ込めるよう、キャットハウスや段ボール箱など、愛猫専用の隠れ場所を用意してあげましょう。 高い場所も猫にとって安心できるスポットのひとつなので、キャットタワーを設置するのもおすすめです。

遊びの時間を確保する

猫のストレス解消には、飼い主さんとの遊び時間も非常に効果的です。 猫じゃらしやボールなどのおもちゃを使って、毎日10〜15分程度の遊び時間を確保してあげましょう。 狩猟本能を刺激する動きのあるおもちゃを使うと、猫の心身のバランスを整えやすくなります。

環境を整える

猫はにおいや音、温度の変化にとても敏感です。 引越しや模様替え、新しいペットの導入など、環境の急激な変化はできるだけ避け、変化が必要な場合は段階的に行うようにしましょう。 フェリウェイ(猫用フェロモン製品)などを活用して、愛猫が安心できる空間を整えることも有効です。

🐱猫のストレスサインを見逃さないために

猫は感情表現が控えめなぶん、ストレスのサインに気づかないままでいると、心身にさまざまな悪影響が出やすくなります。 愛猫の日常の様子をしっかり観察して、小さな変化を見逃さないようにしてあげましょう。 飼い主さんが愛猫のストレスに寄り添い、安心できる環境を整えてあげることで、ふたりの信頼関係もより深まっていくはずです!

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